自分でできるクマネズミの駆除
よく飲食店やスーパーなどで被害が報告される「ネズミ」ですが、そのほとんどがクマネズミによるものです。
クマネズミは、体長15~20cm、灰褐色の体色、体より長い尾、大きめの耳などの身体的特徴を持ち、本来は昼行性の動物ではありますが、ビルなど屋内に住むクマネズミは夜行性であり、学習能力が 高く、環境適応力に優れ、温度変化の少ない屋内に住むクマネズミは1年を通して繁殖し 時に爆発的に増えるといった事もあります。
最近ではその学習能力の高さと、様々な薬剤への耐性を持った「スーパーラット」として防除業者でも手を焼く存在でもあります。
一般的なネズミ駆除の方法・注意点
① 捕獲かご・わなを使い捕まえる。
② 粘着トラップを使い捕獲する
● ネズミが頻繁に通る場所には「ラットサイン」という、黒ずみなどの汚れがついてきます。
また糞などが落ちている場所などネズミが通るところを探して設置しましょう。
③ 市販の忌避スプレー等を使い寄りつかないようにする
● ネズミが来ては困るところ(食材保管場所など)の周りに使用すると良いでしょう。
しかし、広い範囲での使用では効果が出ず、その効果も限定的で持続しません。
※捕獲かごやトラップを設置した周辺には使用しない事。
④ 市販の殺鼠剤を設置し駆除する
● 屋内への設置はお薦め致しません。設置においては毒物である事を認識し、
2次的被害である食物への混入などが無いように特段の注意が必用です。
⑤ 壁などに空いた穴など進入経路を補修する
● ネズミは2cmの穴があれば侵入してくるといわれています。小さい穴であれば
エアコン用の粘土などを使い埋める事ができますが、学習能力の高いクマネズミの
場合、別の場所に新たに穴を空け侵入してくるといったケースもありますので、
木造の建物や古い建物では注意が必用です。
クマネズミによる被害は実に様々です。お米を好んでエサとしたり、スナック菓子を食べたり、天ぷらかすなどを好む場合など、まさに雑食性です。
また冒頭記述しておりますとおり、スーパーラットと呼ばれるクマネズミは設置している粘着トラップを避け行動し、殺鼠剤も効かないなど、その防除は大変な手間と時間がかかってきます。
当社クリーン・リースの防除施工では、店舗や場所によって異なる防除方法や手順をお客様毎に導きだし、可能な限り短期間で被害を減少させ、発生・侵入させないための管理を実施致します。